歯周病治療を担当するのは、日本歯周病学会認定「歯周病専門医」や日本臨床歯周病学会「認定医・指導医」の資格を持ち、歯周病治療で35年以上(※)の経験がある歯科医師です。
こうした専門医や指導医の資格は、学会に治療技術や知識、実績を認められた歯科医師のみが取得可能です。治療技術が高く経験も豊富で、一般的な歯科医院では提供が難しい治療にも対応しています。
例えば、歯周病の状態に合わせた「歯周外科治療」や、あごの骨と歯ぐきを再生する「再生療法」といった治療も、当院なら可能です。こうした治療は、歯科医師なら誰でもできるわけではなく、歯周病を専門に研究し、数多くの治療実績を重ねた歯科医師でなければ対応できません。
日本歯周病学会認定「歯周病専門医」や日本臨床歯周病学会「認定医・指導医」の資格を持つ院長が治療する当院なら、難しい治療にも対応できます。歯医者に通ってもなかなか歯周病が治らない方や、「抜くしかない」と言われた重症の歯周病でお悩みの方も、一度ご相談ください。
※2022年現在
歯ぐきなどの組織が強く炎症を起こしている状態では、治療の際に麻酔が効きづらく、痛みを伴うリスクが高くなります。
痛みを抑えた状態でより適切な歯周外科治療を行うためには、炎症を抑えることが欠かせません。当院では術前の処置をしっかりと行い、炎症が落ち着いてから本格的な治療に臨みます。
歯周外科治療の経験が豊富な院長は、治療中、歯の周りの組織にかかるダメージを最小限に抑えられます。このため、術後の痛みも軽減できるのです。痛みが苦手で本格的な歯周治療に向き合えなかった方も、当院ならご安心いただけるのではないでしょうか。
歯周病の原因は、歯や歯周ポケット(歯と歯ぐきの間の溝)内の歯根に付着した歯石や、プラークと呼ばれる歯垢です。歯周病の治療では、この歯石やプラークを取り除くことが重要です。
当院は、患者さまごとに担当の歯科衛生士を決めて、歯周病治療を行っています。治療期間中は、歯石やプラークの除去を複数回にわたって行う過程があり、この除去作業を毎回同じ歯科衛生士が担当します。決まった衛生士が継続して担当するため、お口の中の変化に気づきやすく、よりきめ細やかなケアが可能です。
担当する歯科衛生士は、経験30年以上(※)で日本臨床歯周病学会の認定歯科衛生士の資格を持つベテランをはじめ、経験豊富な衛生士ばかり。お一人おひとりのお口の状態に合わせたケアを提供します。また、歯石やプラークの除去に加えて、ご家庭での歯磨き方法についても担当の衛生士が分かりやすく丁寧にレクチャーいたします。
歯周病治療では医院での処置だけではなく、ご自宅でのセルフケアが欠かせません。当院では歯周病に精通した歯科衛生士が、患者さまと二人三脚で歯周病の改善に向けて取り組みます。どのような小さなことでも構いません。ご不明点などがございましたら、お気軽にお聞かせください。
※2022年現在
歯周病は、歯と歯ぐきの境目に付着したプラーク(歯垢)の中に棲む歯周病菌によって、歯を支えている歯ぐきやあごの骨が破壊される病気です。
自覚症状が少ないまま進行し、歯ぐきやあごの骨が破壊されていくので、気づいたときには重症化して、歯を抜かなければならないといった事態になりかねません。
しかし、「歯周組織再生療法(ししゅうそしきさいせいりょうほう)」を提供できる当院なら、重症化した歯周病でも歯を抜かずに済む可能性があります。
歯周組織再生療法とは、その名の通り歯ぐきやあごの骨といった歯を支えている歯周組織を再生する治療法です。当院では、歯の周りの組織を再生する効果が期待できる「リグロス」や「エムドゲイン」といった薬剤を用いて再生療法を行います。この治療を受けることで、進行した歯周病でも歯を抜かずに治療できる可能性が高まるのです。
高度な歯周治療や再生療法には保険は適用されず、通常の治療に比べて費用がかかります。しかしその分、残せる歯を抜かずに保存できる確率が格段に上がるのも事実です。私たちは、5年、10年先を考えた上で治療計画を立てており、残せない歯は無理に残しません。残せる歯に対して精密な歯周治療を施して、可能な限り残せるよう尽力します。
歯医者に通っているにもかかわらず、なかなか歯周病が治らない方や、「抜くしかない」と言われた重症の歯周病と診断された方も、当院なら治療できる可能性があります。「多少費用はかかっても、自分の歯で健康的な生活を送りたい。」と思われる方は、ぜひ一度ご相談ください。
治療名:SRP(スケーリング・ルートプレーニング)
治療の説明:専用器具で歯や歯の根の表面の歯石を除去する治療法です。
治療の期間・回数:5~20回
リスクや副作用:治療後に歯がしみる可能性があります。出血を伴う可能性があります。治療部位を分けて行うので数回の通院が必要です。歯ぐきが少し下がってみえる可能性があります。
費用:22,000~220,000円(税込) ※自費診療となります。
治療名:FOP(歯肉剥離掻爬手術)
治療の説明:歯ぐきを切開し、歯の根の表面に付着した歯垢や歯石を除去する外科処置。歯ぐきの奥まで直接目視で確認して歯石除去ができる治療法です。
治療の期間・回数:1回
リスクや副作用:治療後に歯がしみる可能性があります。手術後に、痛みや腫れ、出血を引き起こす可能性があります。歯ぐきが少し下がってみえる可能性があります。
費用:55,000円(税込) ※自費診療となります。
治療名:自家歯牙移植
治療の説明:機能していない自身の歯(親知らずなど)を抜き、歯を失った部分に移植させる治療法です。
治療の期間・回数:1回
リスクや副作用:まれに移植した歯が生着しない場合があります。移植した歯で噛めるようになるまで長い期間が必要です。
費用:55,000円(税込) ※自費診療となります。
治療名:根面被覆術
治療の説明:歯ぐきが下がり歯の根が露出してしまっている部分に、歯ぐきを移植する治療法。見た目が改善されるだけでなく、知覚過敏や虫歯リスクの軽減にもつながります。
治療の期間・回数:1回
リスクや副作用:歯ぐき(主に上顎内側の歯ぐき)を切り取る必要があります。出血を伴う可能性があります。手術後に、痛みや腫れ、出血を引き起こす可能性があります。
費用:55,000円(税込) ※自費診療となります。
治療名:エムドゲイン法(歯周組織再生療法)
治療の説明:重度の歯周病によって破壊された歯周組織をエムドゲイン・ゲルという薬剤を使用して、再生させる治療法です。
治療の期間・回数:1回
リスクや副作用:完全に組織が元通りになるわけではありません。組織が再生するまで数か月かかります(期間は個人差があります)。手術後に、痛みや腫れ、出血を引き起こす可能性があります。喫煙している方は期待通りの効果を得られない場合があります。
費用:55,000~88,000円(税込) ※自費診療となります。
治療名:リグロス
治療の説明:重度の歯周病によって破壊された歯周組織をリグロスという薬剤を使用して、再生させる治療法です。
治療の期間・回数:1回
リスクや副作用:完全に組織が元通りになるわけではありません。組織が再生するまで数か月かかります(期間は個人差があります)。手術後に、痛みや腫れ、出血を引き起こす可能性があります。喫煙している方は期待通りの効果を得られない場合があります。
費用:55,000~88,000円(税込) ※自費診療となります。
検査器具やレントゲンで、歯周病の進行度合いを調べます。
歯周病がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
歯周病の原因となる歯石やプラーク(歯垢)を、専用の器具を使って取り除きます。
効果の高い歯磨きの方法をお教えします。
歯周病を再発させないために、定期検診や歯のクリーニングを受けてもらいます。
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午前:9:30~13:00
午後:14:00~18:00
休診日:木曜・日曜・祝日